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稀少・・・ってほどじゃありませんね。
結構見かけますよ、これ・・・「大宇マティス」 日本じゃこのクラスは「軽自動車」というりっぱなジャンルが確立しているので、まともに競合するようなことは間違っても無いわけですが・・
(リファレンスに隣りに我が家の「軽」を添えてあります・・・(笑) )
ところでこの「マティス」って「イタルデザイン」なんですよね。
投稿者 Komi 時刻 16:19 自動車, 希少車種 | 固定リンク Tweet
もともとはFFのcinquecentoをベースに、トリノショーにあわせてフィアットが開いたデザインコンペ用に作ったcinquecento-IDが原形だと記憶しています。イタリアでは90年代はじめにはまだモノボックスの小型車のウケが良くなかったのでお蔵入りとなったようですが、cinquecentoのシャシで出てたらよかったのになぁ、と思います。 RRの500をモチーフにしたプレスラインがそのまま活かされているマイナーチェンジ前のモデルのほうがカッコイイと思うんですけどね。
投稿: 大豆 | 2008/05/24 23:00
>大豆さん
詳細な生い立ちの解説ありがとうございます。
「大宇」って先入観じゃなくって「Giugiaro作」って思って、逆光でシルエット気味になった写真をあらためて眺めてみると、「うまいことまとめてある」もんですよね。
それにしても「Italdesign」って40周年にもなるのですねぇ。
投稿: komi | 2008/05/25 05:22
> cinquecento のシャシで出てたら
全くそうですねぇ,最近出た Trepiuno の方は,所詮は Nuova 500 のイメージを引用しただけの10年遅れなパイクカーですけど,cinquecento-ID は,ちゃんと500のコンセプトを継いで,かつ造形的にも (ショルダーラインの面構成とか) 500の歴史的メタファを節度もって使ってますからねぇ.デザインプロダクトとしての出来映えは格段に上だと思います.
こういうのを90年代にスパっと出せるような果断さを喪ったあたりがやはり,FIAT の動脈硬化というか,組織疲労ってことなのでしょうか.もう今となっては,この種の意欲作は,Tata や bajaj あたりぐらいしか期待出来るところがありませんからなぁ.
投稿: 「い」 | 2008/05/25 23:54
>「い」さま
「大豆」さまともにcinquecento-IDとおっしゃってますので、Wikipedia等軽く検索かけてみたものの、cinquecento-IDの画像に辿りつけずOrz・・・
記事としては、やはりイタル提案のcinquecento向けデザインが転じてマティスなったということのようですね。
「い」さま仰せのように今後勢いのある小型車を作れるのはインドとかなのでしょうね。 あと、中国は模倣から脱出したら凄い勢いで世界一の自動車生産国になったりするのかもしれません。
投稿: komi | 2008/05/31 15:07
> cinquecento-ID の画像に辿りつけず
不親切でスンマセン w あの車名は「ホタル」って言うんですが,そのイタリア語= Lucciola の綴りが咄嗟に思い出せなかったので…こんなところでよござんすか?
http://www.madle.org/eccidlucciola.htm http://br.geocities.com/capri7004/lucciola.htm
C/B ピラーの処理あたりが些か平凡ですが,ITALDESIGN の本社に置いてあったのを実見した人によれば「もう,すっごく可愛くてヨカッタ.量産型の MATIZ って,較べると結構デザイン劣化してるよ」との事であります.ジウジアーロが見習いデザイナーだった頃に描いた,初代 Multipla のシートと似た対面シートバックのアレンジメントなども,実現性はさておいて面白いですな.
さてもインドのミニマムカー,どうやら Tata あたりは元 RENAULT に居たデザイナーの人が監てるようですし,Pininfarina も Tata とアレコレやっておるとか.このあたりのデザイン動向は今後も注目したいところではあります.
投稿: 「い」 | 2008/05/31 18:41
>「い」さま
お手数をお掛けしましたm(__)m
早速確認しましたが、オリジナルのほうは、明らかに「ワンモーション」でフロントウインドウーからエンジンフードにかけての線がまっすぐなんですね。 それにドアも3ドアでサッシュレスだし・・・
ここら辺、当時のFIATならば「実現可能」だったのでしょうけれど、様々な制約から最終版のマティスになったことを推察するとなかなかおもしろいですね。
仰せのように、やはりオリジナルプロトタイプのほうが圧倒的にかわいらしくスペース効率もよさそうですよね。 それにしてもオリジナルプロトの名称「ホタル」っていわれてみると確かにそのようにも感じて来るから不思議というか、たいしたものだというかヤッパリなかなか「深い」ですねぇ・・・
投稿: komi | 2008/06/01 08:14
このサイズのワンモーションフォルムというと、New miniのプロトタイプでspiritual2も思い出します。
あの形で出ていたら、いまのNew Miniのようなファッション・アイテム的なヒットは望めなかったとは思いますが、デザイン的にはよりピュアでは無かったかと思うんですね。
投稿: akira isida | 2008/06/01 09:53
>akira ishidaさん
New MINIの初期のプロトタイプですね・・・ なんとなく記憶にありますが。
これもなかなか画像が出てきませんな(笑)
オリジナルの「思想」「機能性」を重視して「後継」とするか、オリジナルの「見た目」とそこからくる「イメージ」を重視するか?
ってところなんでしょうけど、最近の流れは過去の人気にあやかって「見た目のイメージ」で現代化するってのがトレンドのようですね。FIAT500も、VWニュービートルもしかりですね。
やはり「機能性」からのブレイクスルーが出てくるのはインドあたりに期待なのでしょうかね。
投稿: komi | 2008/06/02 23:23
>>これもなかなか画像が出てきません
http://www.motoringfile.com/2004/06/27/the_mini_concepts_of_the_1990s/
このページの真ん中あたりを参照ください。 spiritual/sptritual2はローバ側で作ったもののようですね。
こうしてみるとnew miniもいろいろ試行錯誤してたんですねえ。
投稿: akira isida | 2008/06/03 06:10
こちらも画像をありがとうございました。 確かにこんなのが「NEW MINIか?」って言われてましたね。
にしても、MINI、FIAT500、VWビートルってのは「見た目の復活」コンセプトの主要要素は「過去の遺産をどう生かすか」?ですね。
FIAT、ビートルは駆動方式さえまったく違いますし・・
今の世の中思い入れの強いプロダクトって事業構造としてかなり「サチッって」るという思いがどうしても禁じえないですね。
投稿: komi | 2008/06/06 00:12
イマドキのクルマのデザイナー達は知りませんが,かつては建築でもIDでも,どの分野でも,何と言うかその,派閥があったのです(笑).大雑把に分けると,
1. 「スタイルは機能に従う」という教条を信奉する機能原理主義者たち.この人たちは「歴史的モチーフを今の製品に使うなどトンデモナイ,それは後ろ向きで技術の無駄遣い,見せ掛けだけに堕した不純なデザインだ」と思っています.
2. 「全てのデザインは “記号” なのである」という,いわゆるポストモダニストたち.彼らは「機能一点張りではどの製品もみんな同じになっちゃうじゃないか.デザインがもっと人々に親しまれるためには,過去の愛されたモチーフを取り入れることはイイことだ」と反抗します.
これらがつまりそのぅ,仲が悪いw どっちも言ってることは間違ってないんですが,何せ派閥になっちゃってるので「機能重視だけど過去のモチーフも使う」とか「過去の作のリスペクトだけど機能も重視」などは,やりたいんだけど,やるとどっちからも疎外されてしまうのでした. それでもスポーツカーなんかは過去の伝統って性能と同じくらい大事ですから,大目に見て貰えるんでしょうが.スモールカーは,ねぇ…
投稿: 「い」 | 2008/06/07 02:03
>1. 「スタイルは機能に従う」 >2. 「全てのデザインは “記号” なのである」
これに加えると「デザインしてないように見えるのが、今どきのお洒落ってもんよ」という、フカサワ派というか無印派の一派がありますね。
これは1,2の派閥から見たら「仕事してないのに高いギャラ取っている」と見えなくも無い(笑)、不愉快きわまりないのです。
でも消費者は表層デザインにはお腹いっぱいになっているのも事実なので、初代デミオとか初代キューブなんかがそれなりにヒットしたりもするわけです。
>スポーツカーなんかは過去の伝統って性能と同じくらい大事 デジタル一眼レフなんかは、ここから抜け出られそうもありませんね。
投稿: akira isida | 2008/06/07 14:54
>「い」さま、akira ishidaさん
デザイン論楽しく拝見させていただいております。
スポーツカーとデジタル一眼レフあたりが過去の伝統から抜け出せない・・・ってなんか納得です。
投稿: komi | 2008/06/09 23:04
WebCGの大矢さんのコラムに関連記事が載ってました。 http://www.webcg.net/WEBCG/essays/makkina/e0000019758.html?pg=1
たとえ「パンダ」になれなくても……「マティス」10年の大逆襲
ということだそうです。
大矢さんのコラムは毎回成程と思いながら読んでます。
投稿: komi | 2008/08/30 17:38
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コメント
もともとはFFのcinquecentoをベースに、トリノショーにあわせてフィアットが開いたデザインコンペ用に作ったcinquecento-IDが原形だと記憶しています。イタリアでは90年代はじめにはまだモノボックスの小型車のウケが良くなかったのでお蔵入りとなったようですが、cinquecentoのシャシで出てたらよかったのになぁ、と思います。
RRの500をモチーフにしたプレスラインがそのまま活かされているマイナーチェンジ前のモデルのほうがカッコイイと思うんですけどね。
投稿: 大豆 | 2008/05/24 23:00
>大豆さん
詳細な生い立ちの解説ありがとうございます。
「大宇」って先入観じゃなくって「Giugiaro作」って思って、逆光でシルエット気味になった写真をあらためて眺めてみると、「うまいことまとめてある」もんですよね。
それにしても「Italdesign」って40周年にもなるのですねぇ。
投稿: komi | 2008/05/25 05:22
> cinquecento のシャシで出てたら
全くそうですねぇ,最近出た Trepiuno の方は,所詮は Nuova 500 のイメージを引用しただけの10年遅れなパイクカーですけど,cinquecento-ID は,ちゃんと500のコンセプトを継いで,かつ造形的にも (ショルダーラインの面構成とか) 500の歴史的メタファを節度もって使ってますからねぇ.デザインプロダクトとしての出来映えは格段に上だと思います.
こういうのを90年代にスパっと出せるような果断さを喪ったあたりがやはり,FIAT の動脈硬化というか,組織疲労ってことなのでしょうか.もう今となっては,この種の意欲作は,Tata や bajaj あたりぐらいしか期待出来るところがありませんからなぁ.
投稿: 「い」 | 2008/05/25 23:54
>「い」さま
「大豆」さまともにcinquecento-IDとおっしゃってますので、Wikipedia等軽く検索かけてみたものの、cinquecento-IDの画像に辿りつけずOrz・・・
記事としては、やはりイタル提案のcinquecento向けデザインが転じてマティスなったということのようですね。
「い」さま仰せのように今後勢いのある小型車を作れるのはインドとかなのでしょうね。
あと、中国は模倣から脱出したら凄い勢いで世界一の自動車生産国になったりするのかもしれません。
投稿: komi | 2008/05/31 15:07
> cinquecento-ID の画像に辿りつけず
不親切でスンマセン w あの車名は「ホタル」って言うんですが,そのイタリア語= Lucciola の綴りが咄嗟に思い出せなかったので…こんなところでよござんすか?
http://www.madle.org/eccidlucciola.htm
http://br.geocities.com/capri7004/lucciola.htm
C/B ピラーの処理あたりが些か平凡ですが,ITALDESIGN の本社に置いてあったのを実見した人によれば「もう,すっごく可愛くてヨカッタ.量産型の MATIZ って,較べると結構デザイン劣化してるよ」との事であります.ジウジアーロが見習いデザイナーだった頃に描いた,初代 Multipla のシートと似た対面シートバックのアレンジメントなども,実現性はさておいて面白いですな.
さてもインドのミニマムカー,どうやら Tata あたりは元 RENAULT に居たデザイナーの人が監てるようですし,Pininfarina も Tata とアレコレやっておるとか.このあたりのデザイン動向は今後も注目したいところではあります.
投稿: 「い」 | 2008/05/31 18:41
>「い」さま
お手数をお掛けしましたm(__)m
早速確認しましたが、オリジナルのほうは、明らかに「ワンモーション」でフロントウインドウーからエンジンフードにかけての線がまっすぐなんですね。
それにドアも3ドアでサッシュレスだし・・・
ここら辺、当時のFIATならば「実現可能」だったのでしょうけれど、様々な制約から最終版のマティスになったことを推察するとなかなかおもしろいですね。
仰せのように、やはりオリジナルプロトタイプのほうが圧倒的にかわいらしくスペース効率もよさそうですよね。
それにしてもオリジナルプロトの名称「ホタル」っていわれてみると確かにそのようにも感じて来るから不思議というか、たいしたものだというかヤッパリなかなか「深い」ですねぇ・・・
投稿: komi | 2008/06/01 08:14
このサイズのワンモーションフォルムというと、New miniのプロトタイプでspiritual2も思い出します。
あの形で出ていたら、いまのNew Miniのようなファッション・アイテム的なヒットは望めなかったとは思いますが、デザイン的にはよりピュアでは無かったかと思うんですね。
投稿: akira isida | 2008/06/01 09:53
>akira ishidaさん
New MINIの初期のプロトタイプですね・・・
なんとなく記憶にありますが。
これもなかなか画像が出てきませんな(笑)
オリジナルの「思想」「機能性」を重視して「後継」とするか、オリジナルの「見た目」とそこからくる「イメージ」を重視するか?
ってところなんでしょうけど、最近の流れは過去の人気にあやかって「見た目のイメージ」で現代化するってのがトレンドのようですね。FIAT500も、VWニュービートルもしかりですね。
やはり「機能性」からのブレイクスルーが出てくるのはインドあたりに期待なのでしょうかね。
投稿: komi | 2008/06/02 23:23
>>これもなかなか画像が出てきません
http://www.motoringfile.com/2004/06/27/the_mini_concepts_of_the_1990s/
このページの真ん中あたりを参照ください。
spiritual/sptritual2はローバ側で作ったもののようですね。
こうしてみるとnew miniもいろいろ試行錯誤してたんですねえ。
投稿: akira isida | 2008/06/03 06:10
>akira ishidaさん
こちらも画像をありがとうございました。
確かにこんなのが「NEW MINIか?」って言われてましたね。
にしても、MINI、FIAT500、VWビートルってのは「見た目の復活」コンセプトの主要要素は「過去の遺産をどう生かすか」?ですね。
FIAT、ビートルは駆動方式さえまったく違いますし・・
今の世の中思い入れの強いプロダクトって事業構造としてかなり「サチッって」るという思いがどうしても禁じえないですね。
投稿: komi | 2008/06/06 00:12
イマドキのクルマのデザイナー達は知りませんが,かつては建築でもIDでも,どの分野でも,何と言うかその,派閥があったのです(笑).大雑把に分けると,
1. 「スタイルは機能に従う」という教条を信奉する機能原理主義者たち.この人たちは「歴史的モチーフを今の製品に使うなどトンデモナイ,それは後ろ向きで技術の無駄遣い,見せ掛けだけに堕した不純なデザインだ」と思っています.
2. 「全てのデザインは “記号” なのである」という,いわゆるポストモダニストたち.彼らは「機能一点張りではどの製品もみんな同じになっちゃうじゃないか.デザインがもっと人々に親しまれるためには,過去の愛されたモチーフを取り入れることはイイことだ」と反抗します.
これらがつまりそのぅ,仲が悪いw
どっちも言ってることは間違ってないんですが,何せ派閥になっちゃってるので「機能重視だけど過去のモチーフも使う」とか「過去の作のリスペクトだけど機能も重視」などは,やりたいんだけど,やるとどっちからも疎外されてしまうのでした.
それでもスポーツカーなんかは過去の伝統って性能と同じくらい大事ですから,大目に見て貰えるんでしょうが.スモールカーは,ねぇ…
投稿: 「い」 | 2008/06/07 02:03
>1. 「スタイルは機能に従う」
>2. 「全てのデザインは “記号” なのである」
これに加えると「デザインしてないように見えるのが、今どきのお洒落ってもんよ」という、フカサワ派というか無印派の一派がありますね。
これは1,2の派閥から見たら「仕事してないのに高いギャラ取っている」と見えなくも無い(笑)、不愉快きわまりないのです。
でも消費者は表層デザインにはお腹いっぱいになっているのも事実なので、初代デミオとか初代キューブなんかがそれなりにヒットしたりもするわけです。
>スポーツカーなんかは過去の伝統って性能と同じくらい大事
デジタル一眼レフなんかは、ここから抜け出られそうもありませんね。
投稿: akira isida | 2008/06/07 14:54
>「い」さま、akira ishidaさん
デザイン論楽しく拝見させていただいております。
スポーツカーとデジタル一眼レフあたりが過去の伝統から抜け出せない・・・ってなんか納得です。
投稿: komi | 2008/06/09 23:04
WebCGの大矢さんのコラムに関連記事が載ってました。 http://www.webcg.net/WEBCG/essays/makkina/e0000019758.html?pg=1
たとえ「パンダ」になれなくても……「マティス」10年の大逆襲
ということだそうです。
大矢さんのコラムは毎回成程と思いながら読んでます。
投稿: komi | 2008/08/30 17:38