オトナの国とコドモの国
リンク: 落書き謝罪の女子学生 フィレンツェ市が「平和大使」に.
イタリア・フィレンツェの大聖堂落書き問題で、落書きをした岐阜市立女子短大生らが2008年7月9日、現地を訪れ、大聖堂の館長らに直接謝罪した。これに対し、館長らは温かい言葉で受け入れ、同市と姉妹都市のフィレンツェ市が、女子学生らを「平和大使」に任命するまでした。
・・・のだそうで、「落書き」そのものの是非は、考えればわかることですし、それ自体が「子供じみた」ことだと思うのですが。
そのあとの対応が「学長がつきそって謝罪にいく」という、短大生ともあろうものが「学長付き添い」ってのもどういうもんだろうか?
一方で相手のフィレンッエ市側は落書きを不問にしたばかりか「平和大使」に任命するって、懐の深さを見せたみたい。
この学生さん、もうイタリアに足向けて眠れませんな・・・
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コメント
>komi様
>>伊太利亜人
醒めてて冷静な国民性なんだと思います。
独逸人って過激で熱くて情熱的だと思います。
仏蘭西人は田舎のお百姓さんだと思います。
日本人は余白が嫌いだと思います。
以上、各国の乗り物を所有してみての思いこみですf(^ー^;
投稿: 1sugi | 2008/07/11 21:01
>1Sugiさん
伊太利亜人と独逸人の印象が世間一般の自動車感と真逆のよ~な・・・
というか
イタリアは、醒めてて冷静なるがゆえに、「しれっと熱いふり」してるし
一方ドイツは、過激で熱い情熱を徹底的に注ぎこんじゃうってことかな?
そういえば、ワタシも伊、独、仏、日、4国のクルマはいずれも所有経験アリでした(^^ゞ
投稿: komi | 2008/07/11 21:20
…地元のワカモンなんですなぁ、吾輩にとっては。
この話、推測で語るならば、実はフィレンツェと某G市が(分不相応にも?)姉妹都市だから、ってのも裏にあるような気もしますが。
ま、この町の気質ってのが…(以下自粛)。
投稿: ろば2 | 2008/07/11 22:38
>ろば2さん
そういえば、ご実家のほうでしたね。
>>姉妹都市ってのは、無関係ではないと思いますけどね。
それにしても、この学生「謝りに」も自費でいったんだろうか?
(結果的に)2度もイタリア旅行してるんだよなぁ・・・
投稿: komi | 2008/07/12 00:14
> イタリアは、醒めてて冷静
確かに冷静でありまた,身も蓋もないほど現実的なんでしょうな.空理空論を弄することが嫌いというか,思弁に酔わないというか.たとえば…
http://easyurl.jp/dn7
> ノーヘルで捕まったライダーに,もれなくヘルメットをプレゼント.今回提供されるヘルメットは、ここ数年イタリアで流行中のMOMO DESIGN製に似た艶消しブラック。
かっこいいw 俺も欲しいw
こういうの,我が国なら「〜であるべきである」というタテマエ論だけでケンケンガクガクやるでしょう.それでもって全然実効はないのです.
http://easyurl.jp/dn5
> イタリア政府が進めるロマ人全員に指紋押なつを義務付ける政策が、欧州連合(EU)から「人種差別」と批判されたことを受け、「この際、国民全員の指紋を採取することにする。これならば人種差別との疑いも払しょくできるし、ロマ人の子どもたちからも指紋をとれる」
こういうのも,そうですねw
投稿: 「い」 | 2008/07/12 01:39
>「い」さま
これはまた、興味深い引用をありがとうございます。
違反者にヘルメット、も国民全員の指紋採取も実に「現実的」・・・
ケンケンガクガクやることさえ無駄と思ってるっ
ていうか、そんなこと言ってる間にやっちまえっ
てことなのか、でもやってることは実に理にかな
っていると思えますね。
投稿: komi | 2008/07/12 09:28
「館長さん」なんて立場の人は、間違いなく貴族の流れですから、懐の広さというか人生の余裕が絶対的に違いますよねえ。
英国人って、新しもん好きのお調子もの。
意外と江戸っ子と共通点がある気がするのですが、いかがで。まあロンドンっ子と田舎の人は別なんですがね。
投稿: akira isida | 2008/07/12 12:54
>akira ishidaさん
>>間違いなく貴族の流れ・・・
なんでしょうねェ。
今の日本では、ほとんどその存在が無くなってる層の人種なんでしょうね。
>>英国人って・・・
なるほど言われてみればそのような気もしますね。
投稿: komi | 2008/07/12 21:17
>isida様経由komi
>>英吉利人
体制側の階級が上の人ほど新種の気風に富むってか"みぃはぁ"で"ヲタ"で"ちょっとヘンタイちっく"に思います。
WorkingClassの人は夢買う前にコメ買わないと死んじゃう暮らしが長かったせいか、かえって堅実ってかガチガチに保守的なんぢゃねぃかと...ヤクタイモない"らいとうぇいとすぽぉつかぁ"なんて明日のクイモノに困るショミンの人は買いませんよきっと(^◇^;)。
んで。
そんなこんなで英吉利の流れを受ける亜米利加さんは超弩級に保守的でガチガチの教条主義に思えてなりませんのです。
いえ、あれだけ「自由」「平等」「革新」「女性に権利を」「子供を大事に」ってイデオロを声高に叫ばないといけないってのは、黙ってるとイロイロ問題が起きちゃうコトの裏返しなんでは...と、おもっちまうです。
投稿: 1sugi | 2008/07/15 22:48
英国って,江戸と同じように,17世紀までは後進地域ですからねぇ.
だからどんなに伝統にこだわったポーズをしてみせても,所詮その「伝統」なるものは,ヴェネツィアやローマ,パリや京大阪からの借り物で,オリジナルがあるわけじゃないから底が浅いですな.
またアッパークラスはその底の浅さを意識せざるを得ないから,「いっそ最新流行で勝負」と逆手に出たりもするのだけど,ともすれば軽佻浮薄になってしまってイタいのも江戸に同じ.
それでも起死回生の手は無くはありませぬ.
「実は最近出来た新しいものなんだけど,それを百万遍も『伝統的』と強弁しているうちに,周りもそれらしく感じるようになる」
…というやりかたです.「ブリティッシュ・モータースポーツ・カルチャー」や「スコットランドのバグパイプ」なんかは典型的にそうですし,幕末と明治初期に急造した「江戸文化」ってやつもそうですね.
まぁ歴史の古い|新しいは選べるものではありませんから,そういうヤラセもツクリも,ナショナル・アイデンティティのためには仕方ないので,ただそういうものを本気で「これこそ伝統」と信じ込むビリーバーがタチ悪い.ってことになりましょうか.
投稿: 「い」 | 2008/07/20 21:36
komiさま経由、「い」さま
「エゲレス」 ってのも、江戸弁ですね。
大工が「でえく」てなもんで。
バグパイプでここの旧エントリーを思い出しましたが、パイプタバコならぬ水ギセルを飲ませる店が近所にできました。東西ハイブリッドのトルコ料理も嫌いでは無いので、こんど一度覗いてみましょうかねぇ。
投稿: akira isida | 2008/07/21 18:42
1sugiさま、「い」さま、akira ishdaさま…
なんか国ごとの文化論みたいになっていて、それがまた、無教養なワタシにも、なんとなく「そんなかなあ」と思い当たるところもあり(極一部に留まりますが)興味深く拝読致しております。
最近ネタ無しなので、コメント盛り上げていただいて改めて感謝であります。
投稿: Komi@ケータイ | 2008/07/23 23:12